本プロジェクトは、「手をとりあい、ともに守る」を活動のコンセプトに、
私たちが生活する北東北の“今日の暮らし”と向き合い、よりよい地域社会のあり方を研究するために始動します。
地域の企業や住民の方々、行政、教育機関と連携し、プロジェクトを一緒に進めていくことで、
北東北での暮らしの可能性を再発見し、新しいまちの姿と出会うきっかけをつくっていきます。
“人と人とのコミュニケーション”を念頭に、お互いに地域を支え合う関係性を組み立て、
当たり前の生活を守り、未来に持続していけるまちづくりを目指します。
私たちが目指す、3つのこと
生活と向き合い、ともに守る
いまの暮らしを
どのように維持すべきか?
暮らしを創造し、ともに守る
どのように文化を
受け継ぐべきか?
社会を支え、ともに守る
どのようにインフラは
守られるべきか?
生活と向き合い、ともに守る
北東北は、自然や産業が豊かな地域です。
そのような環境を維持し、快適で健康的な生活を送るためには、まちに住む人や企業と一緒に生活の在り方を考え、自立的に守っていくことが大切です。
また、人口減少社会が進む中では、次の世代を担う技術者を育て、そのまちに合わせたインフラの社会実装を行う必要があります。
将来の姿を市民全員で描きながら、心も体も豊かなまちづくりを行っていきます。
暮らしを創造し、ともに守る
八戸をはじめとした北東北では、多様な伝統文化が受け継がれており、
地域住民が集まる場やコミュニティも様々に存在します。
人口減少が進む中でも、その状況に負けず、活気ある地域での活動が行われる、力強さのある街です。
そのような気持ちをもっと多くの人へと広げ、今後も文化や活気を守り続けていくために、
地域住民や企業を巻き込んだ自立的な活動の仕掛けを創造します。
社会を支え、ともに守る
インフラ構造物の劣化が深刻に進む中、
道路や橋梁といったインフラの健康状態を把握し、維持・管理することが必要となっています。
特に、震災や積雪寒冷地による自然災害が多く、予期できない危険に、日頃から備えることが大切です。
構造物の劣化メカニズム把握や長寿命化の研究を進め、
安心で安全な街づくりを考える人材を育成しながら、インフラを整備していきます。