寒冷地域におけるコンクリート構造物の設計・施工・維持管理の高度化に関する研究

積雪寒冷地における道路構造物を中心とした社会インフラは、凍結防止剤の影響と凍害、塩害、アルカリシリカ反応等の複合作用により極めて苛酷な環境下にあります。そのためコンクリート構造物の長寿命化を実現することは、将来の維持管理負担を軽減するとともに、良質な社会インフラ構築の観点から重要な課題といえます。そこで本研究では、コンクリート構造物の長寿命化を目的とし、設計段階での高耐久化、施工段階での高品質化、さらに維持管理段階での信頼性の向上を通じて、各段階における技術の最適化やシステムの高度化を推進します。

研究代表者:阿波稔

researchmap