火害を受けるコンクリートの性状に関する研究

コンクリート構造物が火災など高温に晒されると、ひび割れや爆裂などが生じます。一方で、熱源から離れた箇所などにおいては、受熱温度によって目視点検では評価・診断が困難であるものの、力学的残存性能や耐久性の低下が生じていることがあります。本研究では、火害を受けたコンクリート、特に外観上目視評価では評価診断が困難な個所を対象として、非破壊・微破壊試験により劣化程度・損傷範囲を推定するための技術および火害を受けた後の力学的性能・耐久性の検討を行います。

研究代表者:迫井裕樹